「自公転スイング式攪拌脱泡ミキサー」 (株)ビートセンシングの挑戦

「こういうモノがあったらいいな。というモノを実際に作ってしまうのが

 我が社のモットーです」

と話すのは(株)ビートセンシング代表取締役社長の森野和喜さんです。



静岡県東部、清水町徳倉にあるベンチャー企業の社長です。かっこいい! (^^)v



ビートセンシング写真23

右側が森野社長。左側が小吹。



「いや~、人前で話すのは苦手なんですよ」と言いながらも、

「では早速、始めましょう」

という感じで、企業のご紹介と今回出展するマシンのデモをして下さいました。



設計開発をする技術者だけあって、森野社長は話に無駄がなく切れがあります。

その勢いに、正直私ちょっとたじろぎました。 (^^;;



コレが出展する、自公転スイング式「攪拌脱泡ミキサー」です。

商品名は「マテリアル イコライザー」


ビートセンシング写真1

ちょっと大き目の炊飯器くらいの大きさでしょうか?(笑)



いったい、どうやって使うのだろう?? f(^_^;;



ビートセンシング写真2 ビートセンシング写真3

左:LED照明などに使われる蛍光材料。

右:シリンジという注射器くらいの大きさの容器に、

  粘度の高い透明のシリコンと蛍光材を加えたところ。



「バイオや製薬の分野では、2種類の材料を混ぜて使うことがよくあります。

 従来は大きな容器で棒でかき混ぜて行っていましたが、これではうまく

 混ざらなかったり、泡が入ってしまったりと困ったことが起きていました。」



「そこで自転公転させ遠心力を使って混ぜる機械が開発されたのですが、

 これでもカップが大きいので材料に無駄が生じていました。シリンジなど

 小さな容器で撹拌脱泡が出来ないか、というのが課題だったのです」



「蛍光材料などは高価ですから、少しでも無駄をなくしたいのです」(森野社長)



ビートセンシング写真7

これは、マテリアルイコライザーの内部です。

シリンジのまま、挿入します。同時に2本まで行けるということです。

対角線の位置にあり、遠心力を利用するのですね。



ビートセンシング写真4

撹拌と脱泡の回転数と時間を設定して、スイッチオン!

シュイ~~ンッという音を放ちながら、マシンが高速に回り出します。

待つこと、わずか1分で・・・・・・


ビートセンシング写真5

出来上がりがこちら!            おぉ!(゚o゚;)



シリンジの様な小さな容器の中で見事に混ざっています。



「ほとんど粘土のようなワセリンでも全く問題ないです」(森野社長)

 ※ワセリンは軟膏などの薬剤のベースに使われるものなのだそうです。



なぜ、こんな小さな容器でも上手く混ざるのですか?



「自転によるシリンジの傾きの変化、公転による遠心力により、シリンジ内の

 液体が上下にスイングする効果が生まれるからですね。ちょうどシリンジを

 持って上下にシェークしたのと同じ動きと思ってくれればいいです」(同)



なるほどー、そうなんですね! 自転のイメージがやっと沸きました。(^o^)

それと・・・・、撹拌と脱泡の2段階があるのですか?



「そうです。撹拌の後に脱泡するのですが、これは公転の遠心力のみを利用して

 液体をシリンジの底に押し付けて空気を逃がします。設定時間を読み間違える

 と、折角混ぜたものがまた分離してしまいますから注意が必要です」(森野社長)



「1ccクラスの小さな容器でも行けちゃうんですよ、サンプル見ます?」(森野社長)



森野社長、がぜん調子出てきましたね!(笑)


ビートセンシング写真6

右側が混ぜる前、左側が混ぜた後。ピンク色がキレイです。





展示会には、もう1つ装置を出展します。

それが、コレ。オリジナル商品である「ビートセンサーGP2」。(奥が本体です)



ビートセンシング写真13

これは、製薬や医療などの分野において、

オンライン・リアルタイムモニタリングで成分分析ができるスグレモノです。



写真の、光の当たっているところに、実は錠剤があり、

近赤外線のみを取り出して、錠剤の成分分析が出来てしまうのです。



この製品の特徴は、本体背面に豊富なコネクタがあり、

色々な測定プローブがつけられることです。


ビートセンシング写真15

こんな感じです。1台で何役もこなせるワケですね!



ビートセンシング写真14 ビートセンシング写真18

ビートセンシング写真20 ビートセンシング写真22

これらは、豊富なコネクタたち。





どうして、こんな装置を作ろうなんて考えついたのですか?



「全ては、お客様のニーズがあると感じたからですね」(森野社長)



設立が2011年という若い会社ですが、社員の皆さんは全員技術者ということで、

新しい物事に挑戦していく気概(スピリッツ)を感じました。(*^^*)


ビートセンシング写真24

恒例の?「やったるぜ!」のポーズ。(笑)



このブログを読んでいる皆さん!

是非、ビートセンシングさんのブースにお立ち寄り下さいネ。

「こういう装置、御社で作ってもらえる?」の様な質問お待ちしております。(^o^)/

森野社長がきっとあなたの期待に応えてくれるはずです!