卓上に設置できるコンパクトな「個人使用向け恒温器」 (株)ヨネザワ

静岡市清水区袖師町にある、株式会社ヨネザワさんに取材にお邪魔しました。

理化学機器や、厨房機器を開発・製造している会社です。



取材に応じて頂いたのは、代表取締役の米澤和伸さん。



ヨネザワ写真01

米澤社長は、ゆったりとしたペースでご自分の言葉できちんと話すタイプで、

その話しぶりから、温厚で誠実な印象を受けました。(#^o^#)/



ところで読者の皆さん、恒温器やインキュベーターという言葉をご存知でしょうか?

恥ずかしながら私小吹は正式には存じ上げませんでした。(^^;;



栄養学や生化学の分野で用いられ「空気の温度を一定に保つ機器」のことです。

インキュベーターとはその英語訳で、元々は孵卵器の意味らしいです。



生物や化学系となると、私はちょっと苦手意識がありまして、

取材の前から正直なところ腰が引けておりました。(笑)



でも米澤社長と話をするうちに、そんな不安は消え去りました。

これも米澤社長の人柄でしょうか??



ヨネザワ写真02

今回出展する恒温器MC-110の説明をする米澤社長。

このタイプは、低温から60℃くらいまでの範囲で一定に保つことが出来ます。



どんな分野で使われるものなのですか?



「生化学を専門にする大学の研究室や、バイオテクノロジーの研究開発部門で

 使用されます」(米澤社長)



バイオ?? 菌や酵素の培養をするのかしら??

きっと人の体温と同じ温度に設定して、繁殖の度合いとか見るのかも知れませんね!



「生化学(バイオ)の分野だけでなく、業務用厨房機器としても利用できます。

 要はお弁当やおかずを温めておくことができます(笑)」(同)



ヨネザワ写真03


そもそも何故コンパクトな恒温器を開発したのですか?



「研究開発部門では、大型の恒温器を導入して共同で使用するのが一般的でした。

 でもこのタイプなら、自分専用に自分が設定した温度と時間で実験が出来る

 ワケです。しかも卓上に乗るし安価なので個人使用にぴったりです」(米澤社長)



共同使用だと微妙な温度設定とか、何かと他の研究者に気を使ってしまって、

好きなように出来ませんものね。



これなら、周りに人に影響されず、好きなように実験できますね。(^^)



ヨネザワ写真05

これは、内部にファンがついている送風乾燥機MD-100です。



ヨネザワ写真06 ヨネザワ写真07

こちらは、高温域タイプの恒温器MI-100シリーズです。



「この様に2段重ねで設置することも可能です。3段重ねまで行けます。

 こうすることで省スペース化を図ることが出来ます。」(米澤社長)



こちらの恒温器は、最初の恒温器とどう違うのですか?



「こちらは人の体温くらいの温度から100℃近い温度まで、比較的高温の

 温度域での恒温が可能なタイプです。壁面と天面から温める仕組みです。

 窓付きと窓なしがあるのです」(同)



ヨネザワ写真08

恒例の?「やったるぜ!」のポーズ その1。(笑)





もう1つ、今回出展する機器がありまして、それがコチラ。



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左:扉収納式器具殺菌乾燥保管庫SD80型

右:扉を収納する仕組み



「こちらも個人向けの製品でして、扉が側面に収納できるのです」(米澤社長)



おぉ!(゚o゚;)

これなら扉が邪魔になりませんね。



「そうなんです。今までは扉が邪魔をして、中のものを取り出すのに邪魔だったり、

 通路を塞いでしまっていたりしたのですが、これで解決できます」(同)



ヨネザワ写真12

恒例の「やったるぜ!」のポーズ その2。ドヤ顔、炸裂の巻。(笑)



先の卓上恒温器も、この扉収納式の殺菌乾燥保管庫も、一見ちょっとした

工夫の様に思えます。しかし、そのちょっとした工夫が使う側の立場に

立てば斬新で、かつ役に立つことなんですね。



きっとヨネザワさんは、永年にわたりそんな製品開発をされてきたのですね!

本日拝見させて頂いた製品群に、ヨネザワさんの姿勢を垣間見た気がするのです。



米澤社長、取材のご協力、ありがとうございました!! (^o^)/